行政書士の事務用品として欠かすことのできないノートパソコン。開業準備においても、まず揃えるべきアイテムの1つになります。
一般的な行政書士業務では、高スペックな機能は必要なく、格安なパソコンでも十分に対応できるといわれていますが、あえてオススメしたいのがノートパソコンの中でも高額とされているレッツノート。
ビジネスシーンでよく見かける人気・信頼性の高い商品ですが、行政書士業務では、さらにその魅力を活かせる理由があります。
レッツノートの使用歴10年以上になる私が体験談を交えながら、高額にもかかわらず、あえてレッツノートを買うべき理由についてお伝えします。
- レッツノートが高額であるにもかかわらず、人気がある理由を知りたい人
- 行政書士業務を始めるなら、レッツノートを買うべき理由を知りたい人
- レッツノートを買うなら、どこが良いのか知りたい人
関連記事:レッツノートの中古はどこで買う?おすすめショップはBe-Stock(ビーストック)【実際に買ってみた!】
なぜ、レッツノートは高いのに人気があるのか?
レッツノートを購入するうえで、最大かつ唯一の問題は価格が高いこと。廉価モデルでも20万円を下回ることはなく、他の同スペックのノートパソコンと比較しても割高感は否めません。
にもかかわらず、レッツノートは常に人気のノートパソコンとして長年に渡り売れ続けています。その理由について、Panasonicの公式ページでは「レッツノートが高額でも選ばれ続ける12の理由」として下記の項目をあげています。
- 高速&高性能CPU搭載
- 日本生産品質
- 充実したサポート体制
- バッテリー交換可能
- 独自のボンネット天板
- 厳しい耐久試験を実施
- 徹底した細部の補強
- 不良品が少ない品質管理
- 意味ある軽量
- 長時間駆動バッテリー
- 打ちやすいキーボード
- 豊富なインターフェース
注目すべきは、“レッツノートが高額でも選ばれ続ける”としていること。公式ページにおいて、商品の最大の問題点である「高額であること」をあえて記載しているのは、それでも確実に売れるというレッツノートに対する自信が伝わってきます。
そして「レッツノートが高額でも選ばれ続ける12の理由」を裏付けるデータが下記の数値となります。
- 平均ご愛用年数➡6.04年
- 落下時の非故障率➡91.2%
- 平均ご愛用台数➡3.02台
私自身も10年前に購入したレッツノートをいまだに使用しています。少々、乱暴に使用してもまったく不安を感じさせたない頑丈なボディであることを実感していることから、高い非故障率も十分に納得できるものです。
そして、行政書士開業としてあらためてレッツノートの購入を検討していることから、平均愛用台数の数値にもまったく異論がありません。
レッツノートを購入し、約10年以上使用した結論としても、高くても購入する価値が十分にあるということです。
行政書士をやるならレッツノートを買うべき7つの理由
レッツノートが高くても購入に値する商品であり、さらに行政書士の仕事にもっとも適しているノートパソコンであると感じたのは、実際にレッツノートを使用しているからこそ感じるものです。
行政書士業務に向いているノートパソコンである理由は「レッツノートが高額でも選ばれ続ける12の理由」と共通する部分があります。行政書士業務で使用することを想定しながら、レッツノートを買うべき7つの理由について詳しくお伝えします。
理由1 圧倒的に使いやすいノートパソコン
私自身は、これまでプライベートまたは仕事において、NEC、富士通、レノボ等、主要メーカーのノートパソコンを使用してきましたが、明らかな違いを感じた商品は、Panasonicのレッツノートだけでした。
その違いとは、レッツノートの圧倒的な使いやすさ。私は12.1インチの現行モデルでいえばSVシリーズを使用していますが、モバイルノートパソコンでありながら、最大限まで広げているというキーピッチがしっかりと打鍵感のあるキーストロークを実現しています。
そしてレッツノートの象徴といえば、円形タッチパッドのクイックホイール。外付けマウスよりも使いやすいと感じさせるほどの操作性は、他のノートパソコンで感じることはできません。
ちなみに、私はパソコンに特別詳しい訳ではありません。しかし、そんな人間でも圧倒的な使いやすさを感じる違いがレッツノートにはあるのです。
理由2 業務で使用するソフトウェアのスペックを満たしている
レッツノートは、廉価モデルであっても高速&高性能CPU搭載しています。行政書士業務で使用する建設業許可や会計関係等のソフトウェアを使用する場合において、スペック不足になることは余程古いモデルを使用しない限り感じることはありません。
平均ご愛用年数が6.04年という数字は、単純に耐久性に優れているだけでなく、長期に渡って使用してもCPU等のスペック不足を感じさせない性能・機能が備わっている証でもあります。
そしてWindowsの高スペックノートパソコンであることも重要。役所関係の資料はすべてWindowsのソフトを使用していることから欠かすことのできないポイントです。
理由3 長時間使用に耐えられる
レッツノートはどのモデルを選択しても、1日十分に使うことができる長時間駆動バッテリーを搭載しています。
さらには、モバイルパソコンの軽量化により、本体とバッテリーが一体型となり取り外しができないモデルが増えている中、レッツノートは取り外し可能。つまり、予備バッテリーを持ち歩くこともできることから、仕事中のバッテリー切れの心配もいりません。
長時間使用ができるモバイルパソコンはいまや当たり前の時代ですが、レッツノートは「ビジネスマンの仕事を止めない」ためのこだわりを掲げているだけに、それを実現するための細やかな設計がなされています。
お客さま宅と役所機関への往復等、外回りの多い行政書士業務では長時間使用ができることは必須要件。レッツノートはこれ以上ない安心感を与えてくれます。
理由4 頑丈さと軽さを兼ね備えている
古くからレッツノートを使用している人のイメージとして、もっとも印象が強いのは筐体の頑丈さでしょう。発売当初、耐久試験の様子をテレビCMで流されていたことが強烈に印象に残っています。
しかし、頑丈さはただの印象だけではありません。「76cm落下試験」「100kgfの加圧振動試験」「キーボードの打鍵試験やヒンジの開閉試験」など明確な根拠を持った耐久試験が行われています(詳しくは公式ページでご確認ください)。
行政書士は、個人情報や公共資料等を扱う仕事。データの破損や消失はあってはいけません。万一のことがあったとしても、これだけの耐久性を示されていれば、レッツノートであれば諦めがつくほどです。
そして見逃せないのは、それだけの頑丈さがありながら軽量化も実現していること。持ち運ぶことを前提にしているノートパソコンである以上、軽さは重要。堅牢性を強く感じさせる筐体からは想像できない軽さには驚かされるはずです。
理由5 インターフェースが多い
パソコンの進化とともに、新しいインターフェースが次々と搭載されています。一方でかつて一般的だったアナログRGB(VGA)端子やLANポート等が搭載されている新商品は、ほぼ見掛けることはありません。
しかし、レッツノートは、世の中のニーズがある限り「時代に合わせるのではなく、時代に左右されないマシンをつくる」という哲学から、古いインターフェースも搭載されています。
そして、この世の中のニーズに当てはまるのが役所仕事。当然行政書士業務も例外ではありません。行政書士の情報伝達手段としていまだにFAXが使用されていることは、まさにその典型例でしょう。
行政書士業務を行ううえで、古くからのインターフェースが使用できることは、小さいながらも外せないメリットです。
理由6 日本製でサポート面も安心できる
すべての製品がPanasonicの神戸工場で生産されている「日本製」であることも、レッツノートの魅力の1つ。「日本製」であることの安心感はもとより、外国製品が増加し、サポート先すらも曖昧な商品が増えている中、電話サポートにより迅速に対応できる体制を整えていることは見逃せません。
相談窓口は、いまやチャットやメールのやりとりが主流。そのなかで電話サポートが存在していることは、すぐに回答を求めたい場合には、何よりも安心できるサポート体制であるといえます。
行政書士のほとんどは個人事業主。当然ながら、すべての行政書士がパソコンに詳しい訳ではありません。ビジネスパソコンとして高い評価されている理由の1つが「手厚いサポート力」。それは行政書士にとっても、大きな安心材料です。
理由7 顧客に信頼感を与えるツールである
もし、行政書士でレッツノートを使用している人と格安ノートパソコンを使用している人がいたら、まったく根拠はありませんが、レッツノートを使用している方が信頼感があります。これは、私のこれまでの人生の中で士業といわれる人たちに顧客として接した経験にもとづくものです。
例えるならば、高級時計をしている人が仕事ができる人に見えるように錯覚するのと似たものかもしれません。しかし、行政書士も商売である以上、たとえ錯覚であっても顧客に信頼感を与える要素が少しでもあるのなら利用しない手はありません。
レッツノートの最大の問題点である高額な商品であることが、むしろメリットにもなるということでもあります。行政書士は自分自身が最大の商品。その商品に信頼感を与えるツールの1つとして、レッツノートが役割を担ってくれるかもしれません。
レッツノートを買うならどこが良い?
「レッツノートは高い!」だからこそ慎重に商品を選びたいところ。そのため、どこで商品を購入するかは大きな悩みどころです。さらに、レッツノートは人気も高くかつ法人利用も多いことから、中古が多く出回っている商品。新品or中古品のどちらにするかも考える必要があります。
新品を購入するなら
新品を購入するなら、主な選択肢は下記の3つ。それぞれの特徴とともに、オススメの購入先をお伝えします。
Panasonicの公式直販
公式の直販となれば、なんといっても安心感は随一。そして、公式直販だけのカスタマイズノートが購入できるのも魅力です。
さらには、お得なキャンペーンにより大幅な割引がされることも見逃せません。人気モデルは発売直後に完売することもあり、レッツノートの人気が伝わります。
新品を購入するなら、まず第一に考えるべき選択肢になります。
大型家電量販店
ネット購入が主流となっているなかで、実物に触れて購入を希望する人なら、大型家電量販店に一度は足を運ぶべきでしょう。
レッツノートのような高価な商品を一度も実際に目にすることも触ることもなく購入するのはリスクがあります。どんなによいと言われる商品でも、個人の趣向によって評価は違うもの。一度実物に触れておけば、後悔することは少ないはずです。
なお、ヨドバシカメラやビックカメラの一部店舗では、カスタマイズレッツノート購入相談窓口が設置されています。Panasonicの直販と同様の商品を専門コンシェルジュが購入相談に応じてくれます。
Amazon・楽天等のネット通販
いまや多くの方が買い物の選択肢の第一候補となるAmazon、楽天等のネット通販。しかしながら、レッツノートの購入の場合には、高価な商品だけに気軽にポチっと購入という訳にはいかないはずです。
また、他の商品と比べてもレッツノートの値引き率は低く、少なくとも新商品がセールになることもほぼありません。
Panasonicの公式直販のようにカスタマイズもできないため、購入できるのは既製商品のみ。新商品のレッツノートの購入先としてはあまりオススメできません。しかし、公式直販や中古ショップよりも、型落ち品等が運よく低価格で購入できる場合があります。
新品のレッツノートを購入するなら、結論は迷わずPanasonicの公式直販サイト。ただし、はじめてレッツノートを購入する場合は、一度実物を見るために、下記手順により購入することをオススメします。
➀ネット通販で価格相場及び売れ筋商品を確認する
➁大型量販店で実物を確認する。なお、レッツノートの専門コンシェルジュがいる店舗の場合は、使用用途等を伝えてオススメのカスタマイズの見積もりを作成してもらう
③キャンペーン中を狙って、Panasonicの公式直販サイトから購入する
②でレッツノートの専門コンシェルジュに相談する場合は、相手のオススメ構成を聞くあまり、高額な見積もりになりがちです。私はその場で見積もりを作成してもらったところ、なんと40万超。さすがに高額過ぎて購入を一時断念した経験があります。一度冷静に判断するために、その場ですぐに購入することは控えた方が無難です。
中古品を購入するなら
中古品を購入するなら、主な選択肢は下記の2つ。新品購入と比較すると、いずれもリスクはありますが、レッツノートは法人利用も多く中古の流通量も多いため、上手く利用すれば思わぬ安値で購入できる可能性があります。
オークションサイト
もっとも安く購入できる可能性があるのは、ヤフオクをはじめとするオークションサイト。しかし、基本的には個人間の取引が中心。大手の通販サイトと比較してリスクは覚悟しなければなりません。
商品の写真や説明文等があっても、実際に商品が届くまでは安心できません。最悪のケースとして、粗悪品を掴まされることもあれば、そもそも商品自体が届かないようなトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
もちろん、そのリスクも承知のうえで、希望商品を安く購入できるのがオークションサイトの魅力。レッツノートは出品も多く、思わぬ掘り出し物を手に入れることができる可能性もあります。
パソコン中古専門ショップ
中古品のパソコン購入となれば、やはり王道は中古専門ショップ。中古品だからこそ、信用がなによりも重視するべきポイントになります。その点、大手の中古専門ショップであれば、保証や返品対応はもちろん、必要に応じてオプションの追加ができることも魅力の1つです。
しかしながら、注意するべき点が一つ。どんなに価格やアフターサービスが充実していても、欲しい商品がなければ意味がありません。実際にはレッツノートの在庫を豊富に揃えている中古専門ショップは限られています。
それだけに中古専門ショップで購入するのであれば、価格やアフターサービスに加えて、レッツノートの商品在庫の多さが最大のポイントになります。
数ある中古専門ショップから、レッツノートを購入することを考えて選ぶなら、圧倒的な商品在庫の多さから、中古パソコン専門店Be-Stockがオススメ。少しでもネット検索すればわかりますが、Be-Stock以上に豊富なレッツノートの在庫があるショップはなかなかありません。
価格やアフターサービスも問題なく、私自身が現在、新しくレッツノート購入を検討しているショップもBe-Stock。その経緯については下記の「【開業準備】中古パソコンを買うならレッツノート!オススメショップも紹介」をご覧ください。
公式サイトはコチラ➡中古パソコンショップ Be-Stock
関連記事:レッツノートの中古はどこで買う?おすすめショップはBe-Stock(ビーストック)【実際に買ってみた!】
おわりに:【開業準備】行政書士をやるならレッツノートを買うべき7つの理由
本文でもお伝えしたように、私自身は決してパソコンに詳しい訳ではありません。当然、細かなスペックの違い等の説明はできません。にもかかわらず、そんなパソコンに疎い人間でも、レッツノートには他のノートパソコンにはない圧倒的な魅力を感じるのです。
人気商品だからこそ、新品や中古品どちらを購入するにしても、その方法はさまざま。今回の記事が、行政書士開業予定者をはじめとして、レッツノートに興味を持っている方に少しでも参考になれば幸いです。