【40代からの行政書士】資格挑戦から開業までの「やることリスト」

当ページのリンクには広告が含まれています。
「中高年から始める行政書士」文字イラスト

40歳半ばを過ぎると残りの人生について考えるようになるものです。このまま大きな変化もないままに一生を過ごすことが必ずしも悪いとは思わないけれど「このままでよいのか・・・」 そんな思いを馳せる中高年の方は多いのではないでしょうか。

私自身も会社員として勤続20年。50歳を目前にしてその思いは日に日に強くなっていきました。そして、決断の時。私はかつて取得していた行政書士資格を活かして、独立開業の道を選択するのです。

しかし、「行政書士は食えない」等、知名度のある国家資格の中でも、とりわけネガティブ情報があふれている行政書士。不安がなかった訳ではありません。そんな不安を少しずつ払拭しながら開業準備するまでに至った今だからこそ発信できる情報があります。 

「行政書士の資格取得前」「資格取得後からか開業を決めるまで」「開業準備から開業まで」の3ステップごとの「やることリスト」に加え、行政書士に関するちょっとお得な情報を交えて、現在進行形の体験談をお伝えしていきます。 

スポンサーリンク
目次

ステップ1:行政書士の資格取得前まで

行政書士開業をする以前に考えなければいけないのが、そもそも行政書士資格に挑戦するのか、そして試験合格をどのように目指すのかを決めなければなりません。
私自身は、はるか昔の話になりますが、行政書士試験に合格してから約20年経過した今だから感じることも含めて解説していきます。

✅行政書士の資格取得に挑戦するか判断する

行政書士資格に挑戦するかを決めることは、行政書士開業に向けての最初にやるべき重要な判断です。

行政書士は、法律系資格のなかでは比較的難易度が低いと言われている資格です。そのため、「行政書士資格は誰でも取得できる簡単な資格」という声もあります。実際に資格取得をした身からすれば、この声は正しくもあり、また誤りであるとも感じます。

私自身は法律初学者でしたが、独学で資格取得できたことからいえば、誰でも取れる資格ということでは間違いはありません。
しかし、簡単だったかといえば、決してそんなことはありませんでした。つまり、私の行政書士資格に対する見解は、簡単ではないけれど誰にでも取れる可能性のある資格ということです。
 
幸いなことに私は20代のうちに資格取得をしていましたが、40代半ばを過ぎた今でも、この気持ちに変わりありません。仮に今から試験勉強を始めたとしても合格できる可能性がある資格であると感じています。

その根拠として、一般社団法人行政書士試験センターの調査では、令和3年度合格者の40代以上の割合はちょうど50%と非常に高い数値となっていることからも、第二の人生を踏み出す手段の1つとして十分に挑戦してみる価値のある資格です。

関連記事:やりたいことが見つからない40代に行政書士の資格取得をおすすめする5つの理由

とはいえ、行政書士のネガティブ情報を目にして「資格取得をしても無意味なのでは?」と思う方もいるかもしれません。そんな方には、是非下記の記事をご覧ください。行政書士が素晴らしくメリットの多い資格であることがわかります。

関連記事:「行政書士はやめとけ!」とは言わせない資格取得のメリットBEST5

行政書士にはたくさんのメリットがあるにもかかわらず、それでも行政書士に挑戦することにモチベーションが上がらない人は是非下記の記事も参考にしてください。

関連記事:行政書士合格はすごいのか?資格取得から20年目の真実

行政書士の資格取得に挑戦するきっかけとなったのは、社会福祉士の受験対策として行政書士受験のためのテキストを手にしたことでした。社会福祉士を目指していなければ、行政書士の資格取得をすることもなかったかもしれません。

行政書士×社会福祉士のダブルライセンスを目指した理由には、さまざまな理由がありました。詳しくは、下記の記事をご覧ください。

関連記事:行政書士×社会福祉士のダブルライセンスを目指した5つの理由【メリットも紹介】

当サイトをご覧いただいたいる方は、中高年世代が多いのではないかと思います。若い人ならともかく「今から資格挑戦するのはちょっと自信がない…」と感じる方は、下記の記事をご覧ください。行政書士の資格取得に年齢を気にする必要はありません。

関連記事:【行政書士VS社会福祉士】中高年が挑戦するならオススメ資格はどっち?

なお、社会福祉士合格者の人で、行政書士の資格取得に興味のある方は、是非下記の記事もあわせて参考にしていただけたら幸いです。

関連記事:社会福祉士を活かすために行政書士の資格取得をオススメする5つの理由

✅行政書士に合格する

私が行政書士試験に挑戦したのは、今から約20年ほど前。その当時と比較して合格率こそ10%程度(合格者数5,000人前後)で変動はありませんが、試験難易度は上がってるといわれています。

私も開業を決めた際に久しぶりに行政書士試験の参考書や過去問を手にしてみましたが、正直なところ、サッパリわかりませんでした。もちろん、20年以上の月日が流れていることも大きいですが、記述式試験が追加された事等、そもそも問題自体が難しくなっています。これは今の受験者にとっては厳しい現実です。 
 
一方で、昔よりも良くなった点もあります。それは主に以下の3点において、行政書士試験に関する情報を得る手段が大幅に増加したことです。

  • バラエティに富んだ行政書士試験の参考書・過去問等の書籍
  • 行政書士に関するブログ・YouTube等の新しい情報発信のプラットフォーム
  • 優秀な行政書士の受験者向け資格講座

上記のように行政書士試験に関する情報量が増えたことにより受験者のレベルが向上したことも、試験難易度が上がった大きな要因になっていると思われます。
それだけ優れた行政書士試験合格のための情報が溢れており、それらの情報精査が合格するために重要な要素にもなっています。

特に独学で行政書士試験を目指す人にとっては、その重要性は更に高まります。そこでオススメしたいのが以下のブログとYouTubeチャンネルです。私も久しぶりに行政書士試験の内容を思い出すために見てみましたが、感想としては「私の受験当時にもこのような無料情報があればどれだけ助かったか…」というものでした。

◆独学応援・佐藤先生のブログ・YouTubeチャンネル
行政書士独学一発合格する為のブログ
行政書士独学応援
 
◆ゆーき大学・ゆーき先生のYouTubeチャンネル
マジでイケてる行政書士講座【ゆーき大学】

なお、行政書士は独学でも合格可能な資格ではありますが、なるべく早く確実に合格したいのであれば、行政書士の資格講座を利用することをオススメします。

デメリットとしては、独学と比較して費用が掛かることですが、それだけ費用を掛けているということで「やらなければいけない」という意識も高まります。そして何よりも早く確実に合格することで、独学で理解が進まず、2年、3年と年月を掛けてしまうよりは、結果的に費用も掛かりません。

特に40代以降からの資格挑戦であれば、余程の事情がない限り資格講座一択といっても良いでしょう。

関連記事:40代が行政書士試験を受けるなら独学はオススメしない3つの理由

関連記事:資格通信講座の資料請求をする7つのメリット【一括請求も可能】

ステップ2:行政書士の資格取得から開業を決めるまで

無事、行政書士試験に合格しても、必ずしも開業の道に進む人ばかりではありません。即独といわれる合格後すぐに開業する人以外にも、開業に至るまでには、さまざまなルートが存在しています。そして、最終的には開業するタイミングも決めなければいけません。

実際に私自身も合格後開業までには紆余曲折があり、そして最終的に開業を決断するには明確な理由がありました。そんな体験談を交えて、合格後ルートと開業決断について解説します。

✅合格後のルートを決める

行政書士の資格取得をしても、資格の活かし方はさまざまです。そして、開業するにしても合格後すぐに開業の道を選択することもあれば、開業準備のためにいったん士業事務所等で業務経験を積むことを選択する場合もあります。

行政書士は資格に合格さえすれば、更新等の必要もなく一生使える資格であることも魅力の1つ。若いうちならば開業を焦ることなく、まずは普通の会社員として社会経験を積むことも、将来の行政書士開業に向けてのよい経験になるはずです。

一方で、40歳を超えて中高年世代になってからの行政書士開業となれば、なかなか悠長に構えている余裕はないのが本音。しかし焦りは禁物です。
ただ合格したという事実だけで、十分な資金の余裕や開業後のビジョンもないままでは、失敗のリスクは大きくなります。

行政書士の40歳以上の割合はなんと驚きの90%以上。この数値をみれば、少しだけ気持ちに余裕が生まれるはずでず。年齢だけにとらわれず、少し落ち着いて中高年からでも選択できる開業までのルートを確認しましょう。

下記の記事では、行政書士合格後、中高年からでも行政書士資格を活かせるルートを紹介しています。

関連記事:行政書士合格後はどうする?独立開業までのオススメルートベスト3

なお、行政書士合格後には、さらに上位資格を目指すことを考えている人も多いのではないでしょうか。しかし、新たな資格取得に明確な目的がない限り、私自身はダブルライセンスはオススメはしません。その理由については下記の記事をご覧ください。

関連記事:ダブルライセンスは必要ない!行政書士資格一本で開業するべき5つの理由【体験談】

✅開業を決断する

前述した合格後のルートによっても、開業するタイミングは変わってきます。しかし、どのルートを辿るにするにしても、開業をするのであれば、どこかで決断をしなければなりません。

私自身は、紆余曲折を経て資格取得から20年後に開業することになります。捉え方によっては、行政書士開業はいつのタイミングでも決断次第で開業することは可能です。

しかし、前述したように行政書士開業にはネガティブな情報も多く、なかなか決断することには勇気がいるものです。

参考までに私自身が行政書士開業を決めた理由については、下記の記事で紹介しています。特に私と同じ中高年世代の人には開業に前向きになれる記事です。よかったらご覧ください。

関連記事:【40代・未経験・コネなし】脱サラして行政書士開業を決めた8つの理由

開業の決断をすると、すぐに会社を退職することしか考えられなくなりますが、ちょっとだけ待ってください。会社員のうちにできる開業準備は、まだあるはずです。
退職をしてしまっては、後戻りはできません。辞めた後では、いろいろな意味で余裕がなくなり「会社員のうちにやっておけばよかった…」と後悔することも…。
だからこそ、最終的な決断の前に一歩立ち止まり、下記の記事も参考にしてください。

関連記事:行政書士への転職を後悔しないために脱サラ前にやるべきこと3選【中高年向け】

✅役所関係の手続きをする

会社を退職後にするべき役所関係の手続きは、主に3つあります。

  • 健康保険の「任意継続」または「国民健康保険」への加入
  • 「国民年金」への加入
  • 「失業給付」の申請

健康保険の切り替えは、「任意継続」と「国民健康保険」で大きく保険料が異なるため、どちらに加入するかはよく検討する必要があります。

「任意継続」は退職後20日以内(「国民健康保険」は14日以内)の手続きが必要であり、期日が過ぎると加入ができなくなるため、予め手続き手順や必要書類等を準備しておくと安心です。

なお、特に会社員として勤続年数が長い中高年世代は、年間所得も増えて保険料負担も大きくなるのが一般的です。「任意継続」を選択することによって、大幅に支出を抑えることができる場合が多いため、期日には十分注意して


「任意継続」については、下記の記事でお得になる利用方法や私の体験談を交えて加入手続き等の手順を詳しく解説しています。

関連記事:脱サラ行政書士は必見!健康保険任意継続制度のお得な利用方法【国民健康保険との比較も解説】

「行政書士の開業準備中に失業給付は受給できるの?」と思われる方もいるかもしれません。結論からいえば、受給することは可能です。
しかし、ハローワークへの失業手当の申請方法を誤ると、支給要件に該当しなくなる恐れがあります。

下記の記事では、確実に失業給付を受給できる申請方法について、開業準備中に基本手当を満額受給した体験談をもとに解説しています。

関連記事:行政書士の開業準備中でも確実に受給できる失業給付の申請方法【体験談あり!】

スポンサーリンク

ステップ3:開業を決めてから行政書士開業するまで

開業の決意が固まったら、開業までのスケジュールを決めて「やることリスト」を潰していかなければいけません。私自身も現在進行形の状況ではありますが、参考程度にご覧ください。

✅開業までのスケジュールを決める

開業することは決まっても、いつ開業をするかスケジュールを決めなければ、ズルズルと開業が先延ばしになることはよくあることです。

そのスケジュールを決める際に必要になるのが、開業における課題や問題点を洗い出すことです。ここで浮かび上がった課題・問題点ごとに解決までのスケジュールを落とし込んでいきます。
 
「開業資金は?」「実務は?」「集客は?」等、少し考えればやらなければいけない準備は山積みです。課題や問題点が多ければ多いほど、開業への不安は大きくなります。つまり、不安の中に課題や問題点があるということにもなります。開業不安の正体を正確に把握し対処しておくことは、開業スケジュールを作成するためにも重要なことです。

関連記事:【行政書士開業】食えないと言われる理由と不安対処法を体験談をもとに解説

✅開業資金を用意する

開業資金については、誰もが気になるのが「どのくらい必要なのか?」ということでしょう。しかし、後述する「自宅開業なのか賃貸事務所を借りるのか?」「事前に事務用品等を用意するのか?」、そして「開業後の運用資金はどの程度なのか?」等で大きく費用は変わります。

とはいえ、一般的な費用としては言われるのは、幅は広いですが100~300万程度が相場のようです。ちなみに私自身は自宅開業を予定していることもあり、100万程度を想定しています。
 
なお、開業にかかわる費用等については、現在急増している行政書士YouTuberの先生方も動画で取り扱いが多いテーマの1つです。開業にかかわらず、参考になる情報もあるため是非ご覧ください。

関連記事:行政書士合格者必見!タイプ別オススメ行政書士YouTuber15選+α【イチオシ動画も紹介】

また、開業資金のそのものに困っている方には、副業という手段があります。開業資金作りはもちろん、開業後に仕事が安定するまで副業することも視野に入れることで金銭的な安心が生まれます。

本サイトでは行政書士向けの副業を紹介した下記の記事もありますので、是非ご覧ください。

関連記事:【中高年から始める副業】行政書士向け「攻めの副業」と「守りの副業」

✅実務を学ぶ

行政書士開業でよく言われていることの1つが、実務は開業して仕事をしながら学んでいくものということです。

これは、行政書士事務所の補助者等の求人が少ないことから、そもそも実務を学ぶ場所がないということが背景としてあります。

とはいえ、実務知識・経験ゼロでの開業には抵抗があるのも事実です。そんな方には、下記の記事を参考にしてください。行政書士の開業前にできることを前提にした実務を学ぶための方法を紹介しています。

★実務の学び方の全般についてはコチラ

関連記事:【開業準備】行政書士登録前にできる実務の学び方3選

★実務に関する書籍についてはコチラ

関連記事:【開業準備】行政書士実務を学ぶオススメ本①「行政書士法コンメンタール」

関連記事:【開業準備】行政書士実務を学ぶオススメ本②「行政書士合格者のための開業準備実践講座」 

★実務講座についてはコチラ

関連記事:【開業準備】実務講座はコレ1択!伊藤塾「行政書士実務講座」を受講する9つのメリット

✅集客を学ぶ

行政書士で成功するために最重要事項でありながら、実務等と比較して必要に迫られることがないため、開業前にはおろそかになりがちな集客方法。しかし、開業前だからこそ、やっておかなければならない集客するための準備があります。

その1つがホームページ作成をはじめとするネット集客。ネット集客においても、ネット内で知名度を上げるための地道な戦略が必要となります。

開業前にしかできないものとしては、事務所名を決めることもその1つ。ネット集客でも大きな影響力を持ちます。下記の記事では、ネット集客の基本的な知識も含め解説しています。

関連記事:【開業準備】ネット集客できる行政書士事務所名の決め方5選

✅専門業務を決める

開業前に専門業務を決めていても、いざ開業してみると実際は行政書士の良くも悪くも業務の幅の広さから「なんでも屋」になってしまうことも多いようです。

しかし、遅かれ早かれ専門業務を決めることは、行政書士の仕事をしていくうえで必須事項の1つでもあります。その理由と私自身の体験談をもとにした専門業務を決めた過程については、下記の記事を参考にしてください。

関連記事:【開業準備】行政書士の専門業務を遺言書作成に決めた理由

✅自宅・賃貸事務所(開業場所)を決める

自宅事務所or賃貸事務所は、行政書士開業をするにあたって、もっとも悩む事項の1つではないでしょうか。また、固定費を抑えようと自宅事務所を望んだとしても、住まいが賃貸である場合は、オーナーから事務所使用の承諾書が必要になる等、ハードルは高くなります。
 
最近では賃貸料を低くできるためにレンタルオフィス等で開業するケースも増えているようですが、支部によって承認されるかどうかは異なるようです。いずれにしても、事務所要件に少しでも心配な点があれば、開業前に行政書士会連合会や各支部に問い合わせることは必須です。

また賃貸事務所となれば、開業場所はよく考える必要があります。地域性によって業務の需要も異なり、当然ながら賃貸料も大きく違います。前述した集客方法や専門業務にも影響を与えるものであるため、十分に地域性も考慮して決めましょう。

✅士業の人脈作りをする

行政書士開業をするにあたり、人脈作りは大事。しかしながら、行政書士会の主催の異業種交流会等は、行政書士登録後でなければ出席することはできません。

そのため、本格的な人脈作りは開業後に始めようと考えている人は多いのではないでしょうか。しかしながら、現在ではSNSをはじめ行政書士登録前から士業の先生と交流できる場は少なくありません。私自身も登録前から主に以下の5つの方法により人脈作りを行っています。

  • SNSを利用する
  • 資格・実務講座を受講する
  • 開業の挨拶まわりをする
  • 士業に仕事を依頼する
  • 過去の自分から人脈を見つける

「士業人脈のメリット」「人脈を作っておきたい士業」等、行政書士登録前にできる士業の人脈作り方については下記の記事をご覧ください。

関連記事:【開業準備】行政書士登録前からできる士業人脈の作り方5選

✅事務用品を揃える

事務所用品については、まず事務所要件をクリアするために必要なものを揃えることが必要になります。一般的な設備要件として指定されているものは以下のとおりです。

(設 備)
第3条 事務所の設備は、概ね次のとおりとする。
一 事務スペース及び接客スペースがあること
二 照明及び第五号から第七号記載の機器を作動させるための電源設備及び通信回線設備
三 事務用机・椅子
四 書類等保管庫(容易に移動できないもの、鍵がかかるもの)
五 電話
六 プリンター・FAX・コピー機等
七 パソコン等
八 用紙、事務用品等収納庫又は収納棚
九 業務用図書及び図書棚

※「東京都行政書士会行政書士事務所設置指導基準」より設備に関する記述について抜粋

出典:「東京都行政書士会行政書士事務所設置指導基準」より設備に関する記述について抜粋

上記要件には該当していなくても、業務を行うににあたり開業前に揃えておくべき事務用品等もあります。

既にあるものを使用するか、新たに購入するかも迷いどころですが、最低限必要なものを除いては、基本的には開業後に業務を受任してから考えても遅くないようです。

私自身も開業準備の過程で、円滑に業務をするために必要となる士業用のパソコンソフト等にも興味をそそられていますが、開業して軌道に乗るまでは、グッと我慢というところでしょうか。

開業準備の事務用品として欠かせないがノートパソコン。その中で圧倒的にオススメしたいのがレッツノート。ビジネスシーンでよく見かける人気・信頼性の高い商品ですが、行政書士業務では、さらにその魅力を活かせる理由があります。詳しくは下記の記事をご覧ください。

関連記事:【開業準備】行政書士をやるならレッツノートを買うべき7つの理由

関連記事:レッツノートの中古はどこで買う?おすすめショップはBe-Stock(ビーストック)【実際に買ってみた!】

✅行政書士登録を申請する

行政書士登録の申請は、行政書士の主要業務である許認可申請として捉えることもできます。必要書類を揃えるとともに、申請要件がクリアされているかをチェックすることは、まさに行政書士の仕事です。

それだけに、申請書類に不備があることは避けたいところでが、私は開業準備の過程で、行政書士の合格証書を紛失しているという、なんとも情けない事実に気づきます。
結果的に合格証明書の発行することで、開業することに支障はありませんでしたが、私のような失態がないように、申請前にしっかりと必要書類に不備がないか確認しましょう。

関連記事:国家資格・公的資格の合格証書を紛失してしまったら?行政書士の合格証明書を発行してみた!

✅開業挨拶の準備をする

行政書士登録の申請や開業届の提出等が完了したら、いよいよ開業に向けての最終段階です。そこで気になってくるのが、開業に際しての挨拶回りです。挨拶対象となるのは、友人・知人、前職の同僚等ですが、そのなかでも近隣同業者への挨拶は「する・しない」の選択も含めて、書籍やネット等での情報を見る限り意見もわかれているようです。

私自身は、さまざまな情報に触れた結果、挨拶はする方向で準備を進めています。そんな開業挨拶についての是非や私自身の挨拶へ向けての準備過程については、下記の記事で詳しく解説しています。

関連記事:【開業準備】行政書士の挨拶まわりはどこへ行く?リサーチ方法を解説

行政書士開業のお役立ち情報

行政書士の仕事は、業務の幅が広いことが1つの特徴でもあります。そのため、視点を変えると直接的ではなくても行政書士業務に関連性のあることがたくさんあります。また、行政書士で開業するなら知っておきたい情報もあります。

下記の記事は、私自身が行政書士開業を目指す過程で感じた体験談になります。よかったらあわせてご覧ください。

関連記事:行政書士とブログが似ている5つの理由【2つあわせれば相乗効果も絶大!】

関連記事:行政書士にオススメの運動グッズはコレで決まり!リングフィットアドベンチャー【中高年&個人事業主は要注…

関連記事:行政書士×副業×猫の相性が最高に良い理由【行政書士の仕事に活かせる副業と猫の話】

おわりに

私自身は、あくまでも行政書士開業準備中の身でもあります。そのため、今回の記事については現在進行形の内容です。

報酬額の決定、名刺作成、ホームページ開設等、まだまだ「やることリスト」に追加しなければいけないものはたくさんあります。

今しか書けないノンフィクションとして、随時記事の追加・修正を行っていきますので、お時間があるときに再度訪問していただけたら幸いです

スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次